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SNES エストポリス伝記II 646 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/05/04(月) 02 38 38 [エミュレータ] SNES [R O M ] エストポリス伝記Ⅱ [画 面] ○ [ 音 ] ○ [速 度] ○ [評 価] 問題なくプレイできる。 [特 記] 戦闘画面時にドットのズレが生じる。また全体攻撃時のコマンドの表示がうまくいかない。 ボス戦のBGMがゆっくりだかプレイには支障がない。
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提供サイト タイトーゲームエキスポ レビュー 2006/07/04(火) 【名前】エストポリス伝記DX 【ジャンル】ローグライク 【サイト名】タイトー 【使用機種】W21CA 【課金体系】420円 【容量】消したから忘れた 【通信機能】なし 【評価・点数】★★★☆ 【感想・レビュー 】 これはかなりハマった。ローグライクの中では一番の良作かもしれない。 かなり遊べるのが、レアアイテム収集をひと通り満喫してしまうと99階の主に至る前に飽きてしまう。 とりあえず主までいったけど出直して来いみたいな感じで戻された。何故だろう。 2006/07/02(日) 【名前】 エストポリス伝記DX 【ジャンル】ローグ 【サイト名】タイトーゲームエキスポ 【使用機種】W41S 【課金体系】420円落としきり 【容量】 273K 【通信機能】無し 【プレイ時間】 10時間ぐらい 【評価・点数】5.0/5.0 【感想・レビュー 】 毎回変わるダンジョンの99階に居るボスを倒すのが目的 レア装備とお金以外はダンジョンから出ると全部元通りになる いい所を挙げていくと 装備、魔法、アイテム豊富 キャラ毎にステータス、装備できる物が違う モンスターも豊富、しかも色違いとかじゃない 音量4段階調節可 連れていく仲間変更可 超サクサク、ストレスは感じない 難易度は高いけど、何回も時間をかければゲームが得意じゃない人もクリア可能だと思う 悪い所は装備を取った時に、どこに装備させていいか分からない時がある 420円とちょいと高めなので手が出しにくいくらいかな マジで面白い、ローグ系が嫌いじゃないやつは即落としていいと思う 2006/06/23(金) 【名前】エストポリス伝記DX 【ジャンル】ローグ系ダンジョンRPG 【サイト名】タイトーゲームエキスポ 【使用機種】W21T 【課金体系】420円(従量) 【容量】273KB 【通信機能】無し 【プレイ時間】5時間ぐらい 【評価・点数】4.5/5.0 【感想・レビュー】 SFCの名作ゲームを移植したもの。 ひたすら潜り、アイテムを集め、帰還するゲーム。 洞窟内部には一つのエリアにつき2匹~3匹の敵がいて、 主人公と接触した瞬間に戦闘が始まる。(うまく裏を取れば、先制攻撃チャンス) 様々な敵モンスターが登場し、それぞれ変わった動きをするので うまくかわすには多少のコツが必要。慣れると楽しい。 戦闘の形式はドラゴンクエスト。 マージン間隔が短いので、あっという間に終わる。(または絶滅する) 魔法が強い。強敵でも弱点をつけば、一瞬で消し飛んでくれる。 ただし、洞窟から帰還すると覚えていた魔法が失われるので 運がわるいと回復魔法が全く手に入らず、ジリ貧になることもある。 「風来のシレン」や「不思議の国の冒険長者」が好きな人なら楽しめると思う。 2006/06/21(水) 【名前】エストポリス伝記DX 【ジャンル】ローグ系ダンジョンRPG 【サイト名】タイトーゲームエキスポ 【使用機種】W32H 【課金体系】落としきり420円 【容量】273KB 【通信機能】無し 【プレイ時間】ウン十時間 【評価・点数】4.7/5.0 【感想・レビュー 】 基本的には普通のローグ系ダンジョンだが、ダンジョンを彷徨いてるモンスターに触れると 画面が切り替わりコマンド式戦闘に移行する。 戦闘はテンポが良く、特別なテクニック等も必要無いので取っつきやすいだろう。 ただし戦闘バランスは厳しめで、アイテムの引きが弱いとすぐにジリ貧になるので緊張感が有る。 アイテムは基本的に宝箱から拾ったり敵を倒したときに手に入るのだが、全滅すると全てが無に還ってしまう。 それ以外の手段でスタート地点に帰っても、ほとんどのアイテムは消えるという厳しい仕様。 そこで重要になってくるのがレア装備の存在である。 このレア装備は非常に強力な上、全滅以外の手段でスタート地点に帰還しても失われることは無い。 つまり、レア装備を入手すればするほど安定したダンジョン探索が出来るようになっていくというわけだ。 レア装備は青い宝箱(普通のは赤い)に入っていたり、特定の敵が落とすのだが、 その稀少性と実用性が相まって青い宝箱を見つけたときは脳汁がドバドバ出て非常に満ち足りた気分になれる。 レア装備以外の普通のアイテムや魔法の種類も非常に豊富で、 便利な物を手に入れたときは消えるとわかっていても嬉しいものだ。 普通のRPGにおいてアイテムを集めたり、装備をチマチマ取り替えたりするのが好きな人にとってはかなり楽しめだろう。 悪い点はダンジョン内のグラフィックが総じて小さくて目が疲れる事と、 ヘルプで見られるアイテムの解説が不十分で、初見のアイテムの効果や装備者・装備部位がわかりにくい事。 まぁこれは慣れで解決できると思う。 2006/05/29(月) 【名前】エストポリス伝記DX 【ジャンル】RPG 【サイト名】タイトーゲームエキスポ 【使用機種】W31SA 【課金体系】落としきり420円 【容量】279k 【通信機能】無し 【プレイ時間】100時間くらい 【評価】★★★★★ 【感想・レビュー】 スーパーファミコンの名作RPG、『エストポリス伝記2』の中の、『いにしえの洞窟』のみを移植したものです。 昔、この『いにしえの洞窟』の大ファンで、かなりハマッてやってました。 やっと対応してくれたので、懐かしくなってダウンロード。やっぱり面白い。 『農業しようよ』が好きな人とか、桃鉄を99年やって物件コンプリートするのが好きな人とか、この手の作業ゲームが好きな人なら、絶対にハマると思います。 99階までのダンジョンをひたすら下りてゆく。 最初は欲張らずに、持ち帰り可能な青宝箱の装備品が出るたびに、すぐに地上に戻るほうがいいと思います。 99階にいる『ヌシ』を倒したらクリアだけど、クリア後もアイテムコンプリートを目指してかなり遊べました。 てか、もう一回スーファミの『エストポリス伝記2』がやりたくなりました。 携帯に移植は出来ないのかな。 当時は色んな作品のパクりだとけなされることもあったけど、面白かったんですよ。 2006/05/11(木) 【名前】エストポリス伝記DX 【ジャンル】RPG(ローグライク?) 【サイト名】タイトーゲームエキスポ 【使用機種】31SA 【課金体系】従量420円 【容量】274 【通信機能】ダウソ時 【プレイ時間】3時間 【評価・点数】4.5/5 【感想・レビュー 】 SFCの名作の一部をリメイク移植、ストーリーは無いです 99階あるダンジョンを4人パーティ(4人目変更可)で、ひたすら潜るローグライクっぽい内容で、アイテムは基本持ち込めない シレンの様にターン制で敵に接触するとドラクエの様な戦闘が始まる 敵、アイテムや魔法、技の種類も豊富で魔法もレベルではなく、宝箱から入手 他にレアアイテム (集めると何かある?) 青い宝箱 (次以降ダンジョン持ち込み可の装備) などもあって収集家には堪らなく良い 難易度は、難しい。魔法のヒキ次第かも。青い宝箱の装備集めれば簡単になってくるけど… java版との違いは分かりませんが、過去レビュ見る限りグラが良くなってるみたいです BGMもグラも中々○だし、SFCのが好きだった人はニヤリです もっさり感もなく、かなりサクサクで○ 容量低いのも○ ヘルプ機能も充実で○ 個人的には満点で神様アプリですが、ローグライク嫌いにはオススメ出来ないので、-0.5しときました 非常に面白いので31SAの人はすぐ落としましょう^^ まじオススメ
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提供サイト タイトーゲームエキスポ レビュー 2005/08/05(金) 【名前】 エストポリス伝記 【サイト名】タイトー 【使用機種】A5501T 【課金体系】落としきり420円 【容量】257K 【通信機能】なし 【評価・点数】☆☆☆☆(5点満点中) 【感想・レビュー】 1階づつが狭いので、迷ったりすることなくさくさく進める。 アイテムや武器、魔法もかなりたくさんあってやり込めそうな感じ。 ただ、セーブがオートで、ロードは1階ごとに1回のみ。 死んだら最初からやり直し(確か) でも、ここのところのRPGの中では一番好きかも。 個人的には悪くないと思う。 04/09/10 【評価・点数】4.5 【感想・レビュー】 携帯でRPGはデモンズサガ以来なんだが、これは面白い。デモサガより。 殆どもっさり感は無いし、ローグ要素が強いから何度でも遊べると思う。 って事でローグ系欲しかった香具師は落としてもいいでしょう。 レア探しが楽しい。難易度は高めなんで、緊張感も有り。 DX版との違いはグラフィックだけぽ。アイテム少ないのはLIGHT版らしい。 04/09/18 【評価・点数】★★★★☆ 【感想・レビュー】 やっと1304Tに来たのでレビュー。 SFCのシリーズは昔一通りクリアしたことがあったので懐かしさを感じつつプレイ。 ダンジョンや戦闘の曲は2のと同じでポイント高いです。 ただ、QVGA機種ではないのでキャラが非常に小さかった。公式ページのとは全然違いました。 それでタイトルからDXが外れてるんでしょうか。 ゲームの中身は評判通りかなり良いです。今出てるRPG系の中ではトップなのでは。
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SFC/DS(エストポリス) ○通常ルート プレイヤー 動画 タイム 投稿日 備考 味噌 sm24180563 4 48 53" 2014年08月07日 エミュレータ使用 名前 コメント すべてのコメントを見る
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【TOP】【←prev】【GAME BOY】【next→】 エストポリス伝記 よみがえる伝説 タイトル Estpolis エストポリス伝記 よみがえる伝説 機種 ゲームボーイカラー専用 型番 CGB-BLCJ ジャンル RPG 発売元 タイトー 発売日 2001-9-7 価格 4800円(税別) エストポリス 関連 Console Game SFC エストポリス伝記 エストポリス伝記 II Handheld Game GB エストポリス伝記 よみがえる伝説 GBA 沈黙の遺跡 エストポリス外伝 駿河屋で購入 ゲームボーイ
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エストポリス伝記II 【えすとぽりすでんきつー】 ジャンル RPG 高解像度で見る裏を見る 対応機種 スーパーファミコン メディア 20MbitROMカートリッジ 発売元 タイトー 開発元 ネバーランドカンパニー 発売日 1995年2月24日 定価 9,980円(税別) 判定 良作 ポイント 『1』の100年前、先代の英雄を描いた前日譚王道でキャラも魅力的なストーリー。前作以上に恋愛描写も特徴的シンボルエンカウント制や謎解き要素によりダンジョン探索を改善ボリュームややり込み要素も増え、一気にシリーズの代表作に エストポリス伝記シリーズ 概要 特徴 評価点 問題点 総評 その後の展開 余談 概要 『エストポリス伝記』シリーズの2作目。 時系列では前作『エストポリス伝記』の100年前にあたり、前作では「虚空島戦役」の英雄として語り継がれていた「マキシム」を主人公とした物語。 特徴 戦闘 フィールドではランダムエンカウント、ダンジョンではシンボルエンカウント。エンカウントの頻度がひどかった前作の反省を生かして、本作のエンカウント率は抑え目になっている。 フロントビューだが画面手前にこちらのパーティーもドット絵で表示されており、パターンはあまりないが動く。 MPとは別にIPゲージという格闘ゲームの気力ゲージのようなものがあり、ダメージを受けると蓄積し、消費して装備品ごとに設定された特殊な効果を持つ技を発動可能。 十字ボタンの上を押しながら決定ボタンで魔法、左+決定ボタンでアイテム、右+決定ボタンで防御、下+決定ボタンでIP技、ニュートラルに決定ボタンで通常攻撃。演出は飛ばせないがテンポは良い。 カプセルモンスター 各地に封印(?)されている友好的なモンスターとして登場し話しかけると仲間となり、戦闘時には5枠目の仲間として一緒に戦ってくれる。だが若干不満も。詳しくは問題点で。 総勢7体の個体が登場し、それぞれが異なる属性を持つ。通常攻撃と多くの特殊行動がカプモン自身と同じ属性を帯びている 様々なアイテムを食べさせることで成長度ゲージが上昇し、最大まで貯まると上位の形態にクラスチェンジするという特徴を持つ。 上位クラスになるほど安物のアイテムでは満足しなくなっていく。また、要求を無視して不相応に高いアイテムを与えると、喜んで食べるものの贅沢を覚えてしまい要求アイテムが高額化してしまうが、安いアイテムを与え続けることで贅沢を矯正できる。 仕掛け満載のダンジョン ゼルダの伝説よろしく、「アロー」や「フック」などの謎解き用アイテムを使った特殊アクションと、それらを駆使して解くダンジョンギミック群が大きな特徴である。 「アロー」を使って届かないところのスイッチを押す、柱に「フック」を引っ掛けて溝を越える、「ボム」を受けるごとに変わるパネルの色をそろえるなど。もちろん単純なものばかりではなく、それなりに頭を使わないと突破できない仕掛けが数多くある。 ひときわ難しいギミックはクリアに必須ではなく挑戦が任意であり、詰まってしまわないように配慮されている。難問を解ければ強いアイテム入手など冒険への恩恵もあるため、解けた時の喜びもひとしお。 更に、謎解き用アクション(アローなど)を敵シンボルに当てることで一時的に動きを止めることが出来る。硬直中に接敵すれば楽に不意打ちを取ることも可能。 部屋に入った直後の状態に時間を巻き戻す「リセト」のアクションも用意されており、動かす順番が肝要な謎解きなどで手詰まりになってもすぐにやり直しが可能。 ダンジョン内はシンボルエンカウントであるため、先に雑魚敵を倒してしまえばエンカウントに煩わされること無く謎解きに集中できる。なかには雑魚敵のシンボルを利用して解くギミックも。 ボス戦前にはほぼ確実にセーブポイントが配置されており、序~中盤ならばセットで回復の魔法陣も配置されている場合が多く、「さすがに親切すぎる」との意見も少なくない。 やりこみ用ダンジョン「いにしえの洞窟」 ストーリー中盤まで進めると挑戦できるようになる今作最大のやりこみ要素。前作の同名ダンジョンとは大きくルールが異なる。 カプセルモンスターも含めたパーティ全員のレベルが1からのスタート(出れば戻る)。侵入の度に全員が習得魔法の一切を忘れる、赤宝箱から魔法書を獲得すれば習得可能な仲間全員が使用可能になる。持ち込めるアイテムは10個のポーション(HP回復アイテム)と同ダンジョンの「青宝箱」から取得し持ち帰った装備のみ。入るたびに地形、敵、宝箱の配置と中身が変わる。階数は全99階。階を下る毎に敵が飛躍的に強くなる。アクションは草排除の剣振りのみ可。ごく稀に草の下にHP回復魔法陣が隠されている。途中脱出手段は地下21階以降の赤宝箱からランダムで出現する、専用アイテム「てんへのいのり」のみ。…といった具合に、外界とは一線を画すどころか、完全に別ゲー同然の高難度ダンジョンに仕上がっている。 魔法まで忘れさせられ宝箱からの習得になる上、MP回復手段が限られており、浅層での魔術師系キャラはやや不利か(幸い今作に「魔法が使えなければ完全なお荷物」という仲間キャラは居ない)。 持ち帰った青宝箱の装備はいずれも超高性能なものばかりで、いにしえの洞窟外でも存分にその強さを発揮できる。ちなみに「ガデスのつるぎ」「ひせき8種類(*1)」以外のすべての青宝品はこのダンジョンから持ち帰るしかない限定品。 いわゆる『不思議のダンジョン』系ローグライクゲームの雰囲気を模しているが、満腹度などはなく、戦闘は本編と同じ普通のコマンド入力式。そのためシステムやプレー感覚そのものはローグ系とはかなり異なる。 20階を過ぎたあたりから青宝箱に化けた「ブルーミミック」が出現するようになる。本物との判別は難しく、強さもその階層ではトップクラス。 深層ともなると本編では出番のなかった超強力な雑魚敵が行く手を阻む。膨大なHP、8回連続攻撃、超威力全体攻撃×2などなどまともに戦えば甚大な被害必至。深層ではなるべく戦闘を避けるのがセオリー。 特にドラゴン系の面々はラスボスより危険と断言できるほどであり、装備も魔法も現地調達オンリーなので生半可なレベルどころか最高レベルでも苦戦は免れない。 隠し要素「ドラゴンエッグ」と「エッグドラゴン」 前作同様に今作も、世界各地の宝箱に散らばる「ドラゴンエッグ」という全8つの収集アイテムが存在し、8つ揃えて特殊NPC「エッグドラゴン」に全て渡すことで、4種のご褒美(沈黙耐性付きの強力な盾、能力や特定の属性の魔法を強化するアクセサリ、カプセルモンスターの餌、ドラクエで言うところのたねのセット)の中から一つを選択し貰うことができる。 一度何かを受け取るとドラゴンエッグは再び世界中に散らばり、無作為に選ばれた世界各地の開封済の宝箱の中へ戻り、その宝箱は開封前の状態となる。世界中のダンジョンを探し回り、このドラゴンエッグを再び8つ集めて納品することで再度任意のご褒美を獲得可能。 そして今作では、この工程を4回繰り返すと「エッグドラゴンと勝負する!」が選択可能となる。今作最強の戦闘力を誇る裏ボスとして立ちはだかり、勝利すれば究極の性能のアクセサリと強力な武器が手に入る。 「もういちど」と「おまけ」 前作同様に、クリアデータがある状態で新規データ作成時に「もういちど」が選択可能。「もういちど」は戦闘で得られる経験値とお金が4倍にブーストされた状態でゲーム本編を最初から遊ぶモードである。 更に今作は2回クリアで「おまけ」が出現。「いにしえの洞窟」単品を遊ぶことに特化したおまけモードであり、本編で一時加入扱いだったキャラも含む全仲間キャラの中から自由にパーティーを編成し挑戦できる。本編ではどうやってもいにしえの洞窟では使えなかったティアも連れて行ける。 なお、「もういちど」モード中でも前述のいにしえの洞窟内部での経験値・お金は通常(1倍)の獲得量になる。 細かい仕様 前作同様、誤って売りたくないものを売却してしまっても、中盤以降に訪れる「質流れ島」の特殊なお店で買い戻せる。 カジノが登場した。パチスロ、ブラックジャック、スタッドポーカーで遊べる。 評価点 ストーリー 物語は、モンスター退治を生業としていた主人公がふとした切っ掛けから謎の女性に出会い、彼女の言葉に導かれて旅に出、道すがら目の前で起こる様々な地方の問題の解消していくうちに、世界を滅ぼす力を持った敵が現れ…といったよくある剣と魔法の冒険活劇である。 ただ本作はシナリオにラブコメ要素が含まれており、主人公とヒロインが中盤で早々に結婚、子供まで生まれてしまうのは中々に斬新だったかもしれない。 ラブコメ要素はプレイヤーの想定から一ひねりされた変化球となっており。人によっては(それまでのストーリーの流れから考えて)ヒロインに選ばれたキャラに違和感を感じるかもしれない。 絶賛というほどではないにしろ、概ね好意的な評価を得ている。 ストーリー同様好みの入る部分ではあるが、サウンドの評価は概ね高い。 特に通常ボス戦BGM「Battle #2」及び四狂神戦BGM「Battle #3」は高い評価を誇る。 サントラがやや高騰していたが、Iの楽曲を同時収録した「エストポリス伝記I・II -SUPER Rom Cassette Disc In TAITO Vol.1-」が2017年に発売された。 ダンジョンのみシンボルエンカウントとなったため、レベル稼ぎしたい時は部屋を行き来するだけで容易に戦闘することができ、謎解きに集中したい時は簡単に敵を避けることができるようになった。 フィールドはランダムエンカウントのままだが本作のエンカウント率は抑え目になっており、エンカウントの頻度がひどかった前作より改善された。 逃走成功率は100%。手番が回ってくるまでに素早い敵からは攻撃を受けてしまうが、敵シンボルに触れてしまっても立て直しは非常に容易。 ダンジョンの謎解きはバリエーションが豊富で頭を使うものが多く、最後まで飽きずに楽しめる。 前述したとおり、本作ではダンジョンに限りシンボルエンカウントとなっているため、じっくり考えることができる。 ただ、一度ダンジョンから出てしまうとまた解き直しになってしまうのが玉に瑕。 おまけダンジョン「いにしえの洞窟」がやり応え満点。 マップはランダムで生成され、拾える装備や魔法の内容も毎回異なるため、何回やっても新鮮な冒険内容となり飽きを感じづらい。 パーティ全員のレベルが1になる(魔法まで忘れさせられる)・持ち込めるアイテムが限られている・難敵が出現するため難易度は高いが、その苦労に似合う高性能なアイテムが手に入る。 中盤から挑戦可能であり、潜れるようになった直後に通って高性能なアイテムを多く持ち帰ると本編のバランスが崩壊するのはご愛敬。 本編だけではやや物足りないやりこみ要素を補って余りあるとの評判。「これ単体でゲームにできる」とも。 実際に携帯アプリでいにしえの洞窟部分だけを切り取ったものが単独で配信されている。 問題点 個性的な仲間キャラクターが主人公含め7人登場するが、本編ではPTメンバーがシナリオ進行度ごとに固定であり、編成の楽しみがない。(カプセルモンスターは除く) 例えるならばFF4のように、最終決戦に臨む4人以外の仲間は一時加入のゲストキャラという扱いに近い。 離脱する際にアイテムを装備したまま。復帰しないキャラに装備させておいたものはアイテム欄には戻らないが、その後「質流れ島」で売り出される(買い戻す必要がある)。 スタメンが必死で戦ってるのに控えメンバーは何をしているんだというRPGのご都合主義を避けたという捉えかたもできなくはないが……一応離脱するのにはちゃんとした理由がある。好きな男が別の仲間の女性を愛してしまったと知り、一緒にいるのが辛くなった。捨て身の敵の策略から仲間を逃がすため。環境への影響を顧みずに研究に没頭していた科学者が過ちに気付かされ、自然と共存した技術開発を行うためなど。 終盤の回復魔法が強力すぎる。 上級回復魔法「エスリート」は全体掛けしても回復量一人辺り300近くと、取得後しばらくはほぼ全回復、ラスボス直前でも一人が全体掛けに徹するだけで十分に回復が間に合うという凄まじい回復量を誇る。 上級蘇生魔法「デルアル」は、戦闘不能の仲間をHPを2000回復しながら復活させる効果なのだが、なんとこれも全体掛け可能。全体掛けすれば蘇生確率こそ下がるものの、戦闘不能以外のキャラの傷も癒す全体500の回復魔法としても機能する。 終盤に加入するアーティは素早さが高い魔法系キャラのため、ボスより先手を取る事も容易であり、単純な全体攻撃は一撃死しない限り上記の回復魔法を唱えるだけであっさり立て直しが効いてしまう。 消費MPも相応に高いのだが、上記の通りボス戦前には大抵の場合セーブポイントと同時にHP、MP回復の魔法陣が置いてあるため、ボス戦でMPが切れる事はほとんどない。 ボスも状態異常などを絡めた戦法を取ってくるため一筋縄ではいかないが、回復に手数を割く必要があまりないため対応は比較的容易。複数体で現れ、強力な全体攻撃や即死攻撃、2回攻撃を連発してくる一部の雑魚敵の方が厄介と言う事も珍しくない。 前作のオープニングが極めて珍しい意匠のもので、『2』の最終決戦=『1』のプロローグというネタバレ。 また、前作との辻褄を強引に合わせるためか「ライト」という魔法はこの時の演出のためにしか使われていない。 ただし、ラスボス撃破後に前作のオープニングに無いシーンが追加されている。前作のオープニングが仲間によって伝えられた話とするならば、追加シーンは伝える事の出来なかった主人公しか知らない部分と言える。 ラストダンジョンが演出重視となっているためラスボスを含めて難易度が易しすぎる。 上記の『1』のプロローグでの無双感を忠実に再現するかの如く、ラストダンジョン突入直前に専用のイベント武器獲得という形で主人公に強烈な強化が施される。 その武器の性能たるや、特殊技が完全にバランスブレイカー(自身にHPMP完全回復+全能力大幅アップ+ステータス異常予防)と言える上に、その特殊技の発動に必要なIPゲージはラストダンジョンでは戦闘毎に自動でマックスになる。 上記のイベント武器入手までゲームが進行すると、怒涛のイベントラッシュを経てラストダンジョン突入まで自動で進行し、ラストダンジョンに雑魚敵が一切配置されてない事も難易度低下の原因となっている。 物語クライマックスに差し掛かると、エンディングまでセーブが出来ない仕様のため、主人公専用のイベント武器(と主人公専用の最強の盾)はラストダンジョンの外で持ち歩くことは不可能となっている。 敵側の戦闘力も決して低い訳ではない。多彩かつ強力な魔法、こちらの攻撃を反射する技、複数の状態異常を一度にかける全体攻撃などまともに戦えばかなりの強敵だったのだろうが。 「ドラゴンエッグ」と「エッグドラゴン」に関する不具合 エッグが世界中に散らばる処理の際に、エッグが入っていた宝箱だけでなく、今まで主人公が開けたことがある全ての宝箱からランダムで再配置先が決められる。この処理の厄介な点として、シナリオの都合で深部へ侵入不可能になったダンジョン内の再訪不可の部屋の宝箱が選ばれてしまう可能性があり、運悪くその宝箱が選ばれてしまうとイベント進行不可能に陥ってしまう。 ご褒美をもらう前にセーブし、再び集める時に再訪不可の部屋を含むダンジョン入口でダンジョン内の未開封宝箱の数を調査するアイテム「トレジャーソナー」を使用し反応したらリセット。という手段で一応対処はできる。 戦闘時のエッグドラゴンのHPは65000以上と非常に高いのだが、アイテムを使うなりしてエッグドラゴンのHPを回復させてオーバーフローを起こしてしまえば極めて簡単に勝利できてしまう。早い話が『聖剣3』のブラックラビと同じ問題を抱えていた。 カプセルモンスターがあまり役に立たない。 まずカプセルモンスターには指示が出せない。倒されても戦闘ごとに完全復活して戦ってくれるという強みもあるのだが、強力な攻撃或いは回復技を使ってくれるかは運次第。 基本的に回復・補助の対象として選べない。彼らを支援するには一部の装備品固有の味方全体に効果があるIP技(被ダメージで溜まるゲージを使用)を使わなければならない。 では基本能力が高いのかというと別にそれほどでもなく、良くも悪くも添え物程度の活躍になりがち。しかもステータスのGUTの低いカプセルモンスターはHPが減ると勝手に逃走してしまう。倒されるか逃げてしまった戦闘ではカプセルモンスターに経験値が入らない。 様々な属性のカプセルモンスターがいるため、相手によってモンスターを変えて弱点を突ける…といった戦略性は確かにあるのだが、この作品の属性は相反する属性同士が互いに弱点を突き合う仕様となっており、大抵カプモンが殴り負けてしまう。 例えば、炎体質相手には水攻撃で大ダメージといった状況でも水側が一方的に強いというものではなく、同時に水体質は炎攻撃で大ダメージとなる。 プレイヤーが使用条件の厳しい補助技で助ける前に力尽きるか逃走してしまうため、実際のプレイ中は2、3手動けたなら上出来といった感想となり、特にボス戦ではこの傾向が顕著である。 前作とのシナリオの矛盾点が多い。 前作では虚空島は何の前触れもなく現れたと語り継がれているが、本作では敵側の様々な破壊工作の後に現れている。 前作ではマキシムの武器は二刀流なのだが、本作では一刀流である。 前作ではガイの部隊に所属していたという老人が存在するが、本作ではガイが部隊を持っていたという描写は無い。 但し、単体で見た場合本作のシナリオは良く纏っており、矛盾点を差し引いても良質なシナリオだという意見は多い。 前作は約100年後の世界であるため、矛盾点についても年月の経過で伝承がやや歪められた結果と考えることもできる。 総評 オーソドックスなRPGながらも、良質なBGMや個性的なキャラクター、充実したやり込み要素で今でも根強いファンを持つ隠れた名作。 その後の展開 実はこのシリーズは3部作の予定で、PSで『エストポリス伝記III ルーインチェイサーズ』が開発され、予告ムービーまで発表されていた。しかし当時版権を所有していた日本フレックスが倒産。その後再びタイトーに版権が移るも、開発は再開されずお蔵入りとなってしまった。 ちなみにその後、タイトーからGBCで『エストポリス伝記 -よみがえる伝説-』(舞台は初代からさらに約100年後)、GBAで『沈黙の遺跡 -エストポリス外伝-』(舞台は『II』から数年後)という外伝作品が2つ発売された。 GBC版『よみ伝』は当初発表されていた『III』と同じ時代が舞台の作品ではあるが、ストーリーはあくまでも外伝の域を出ない。 GBA版『遺跡』の方にはオリジナルスタッフは携わっておらず(アトリエドゥーブルが開発)、サントラでもシリーズから省かれている。しかし『遺跡』のみエストポリスシリーズで唯一Wii UへVC配信されている。 ここでシリーズは終わってしまうかに思われた……が、なんと2010年2月25日にDSでリメイク作『エストポリス』が発売決定(発売元はスクウェア・エニックス)。しかも開発担当は当時のオリジナルスタッフであるネバーランドカンパニー。ファンを狂喜乱舞させた。 発売元がスクエニになったのは、エストポリスシリーズの版権を持つタイトーがスクエニの子会社になり、その後コンシューマー部門が「タイトーソフト」として分割、スクエニに吸収合併された為。 ちなみにシステムはアクションRPGに変更され、ストーリーは本作をベースに、キャラデザインなどを大幅にアレンジしたものに。 発売後の評判は「シナリオはガッカリだが、ARPG部分は良作」というのが定説。 その後も2013年11月29日に開発元であったネバーランドカンパニーの倒産もあって、新作が出る見通しは立っていないが、何らかの形で3部作の完結編を望む声はいまだに存在する。 余談 中盤頃に四狂神ガデスと戦う負けイベントがあるが、装備を整えレベルを多少上げれば戦法次第で倒せてしまう。勝利しても結局敵に吹き飛ばされてしまい負けた時と同様の流れになるものの、勝利すればガデスのつるぎという強力な剣が手に入るため、負けイベントの例として話題に挙がる事もしばしばある。 サントラにプレミアがついていたが、後にアレンジやGBで出た続編の楽曲も収録した新盤(06年サイトロン盤)が発売された。2017年にもクラリスディスクから新盤が発売されたが、こちらにはGB版の楽曲は収録されていないため注意。こちらはBGMの2ループ化、リマスタリングが行われており、サイトロン盤とどちらがよいかは比較が難しい。 CMがあったがマキシム(主人公)とセレナ(ヒロイン)が名前を呼び合いながらも引き裂かれていくというもので、有り体に言って意味不明。宣伝効果はあまりなかったと思われる。 なお当初は94年12月に発売予定で初弾のCMでもそう宣伝されていたのだが延期となり、95年2月版のCMはベースは同じながら演出が微妙に変わっていた。 前作は『ニンテンドーパワー』のローソンでのソフト書き換えサービスのラインナップの1つに選ばれたが、続編のこちらは何故か選ばれないまま書き換えサービス自体が終了。もし選ばれていれば容量的に2作が丁度カートリッジ一本に収まる形になっていたのだが実現はしなかった。 2009年発売の『スーパーロボット大戦K』のBGMに今作のBGM「地上を救うもの」が盗用されていることが話題となり、バンナムも盗作を認め公式に謝罪した。 残念な事件ではあったが、今作のBGMのクオリティーの高さを物語っているといるかもしれない。 偶然にも本件の直後に上記リメイク版『エストポリス』が発表されることになったため、怪我の功名的ではあるが本作の話題性アップには繋がった。 2022年2月14日にTBSで放送されたテレビ番組『北京オリンピック 羽生結弦インタビュー&カーリング日本VS韓国』にて、羽生結弦選手が本作が自身の原点の作品であることを公表した。
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エストポリス伝記 【えすとぽりすでんき】 ジャンル RPG 対応機種 スーパーファミコン メディア 8MbitROMカートリッジ 発売元 タイトー 開発元 ネバーランドカンパニー 発売日 1993年6月25日 書換 ニンテンドウパワー1997年12月1日/1,000円/F×2・B×4 判定 なし ポイント シリーズ1作目としてまずまずの滑り出しストーリーと音楽は次作にも劣らぬ良好な出来独自システムはあるが、戦闘関連を中心にやや旧時代的エンカウントの高さとおつかい要素が難点 エストポリス伝記シリーズリンク 概要 ストーリー 特徴 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 概要 『エストポリス伝記』シリーズの1作目。当初3部作として予定されていたシリーズの礎となった作品である。 後に本シリーズ含め多くの良作を手掛ける、ネバーランドカンパニーの初作でもある。 ストーリー その空中に浮かぶ島と、「恐怖」「破壊」「混乱」「殺りく」を司る4人の神は突如として現れた。 人々はそれら神々を「四狂神」と呼び武力で抵抗したが、絶対的な強さを誇る神に敵うことはなかった。 最後に希望を託されたのはマキシム、セレナ、アーティ、ガイの4人の戦士。 彼らの戦いの末に神々は倒され、空中に浮かぶ島・虚空島も落下して水没した。 後に、「虚空島戦役」と呼ばれる戦いである。 それから99年、世界は平和に包まれていた。 マキシムの子孫である主人公が所属する騎士団にも弛んだ雰囲気が漂っていたが、それは滅多なことで戦いのない生活の証でもあった。 そんな中、シェラン王国にモンスターが現れたことを聞いた主人公は、心配になってついてきた幼馴染のルフィアと共にシェランへ向かう。 そこに現れたのは、戦役で死んだはずの「破壊」を司る四狂神・ガデスであった。 特徴 『ドラクエ』式のコマンド戦闘。 攻撃者やダメージ量が文章でなくエフェクトで表される点は『メガテン』や『FF』に近いが、それ以外はほぼドラクエ型である。 一方、画面手前には味方キャラクターが2×2列に並ぶ形で表示されており、味方側の戦闘モーションも見ることができる。 クリティカルが出た際は、「てごたえあり!」(攻撃時)「やりやがったな!(やったわね!)」(被攻撃時)と表示される。 本シリーズでは攻撃、魔法、アイテムといった行動選択が縦や横に並んでいるのではなく、十字キー+決定ボタンの組み合わせで行動を選択する。(*1) 上+決定で魔法、左+決定でアイテム、右+決定で防御、下+決定で逃走、ニュートラルに決定ボタンで通常攻撃となっており、僅かながらテンポ改善に役立っている。 もっとも、それ以降の「どのアイテムや魔法を使うか」を選択する部分は、一般的なRPGと同様に表形式で並んだ一覧から選択する形式だが。 魔法の選択画面では、魔法の消費MPのほか「現在のMPでその魔法が何回使えるか」も表示される。 物陰や「いかにも何かありそうな場所」を調べるとアイテムが手に入ることがある。 その場所は、主人公が進むことができないようになっている。透明な宝箱が置いてあると考えると分かりやすいか。 アイテムの取得率はある場所で教えてもらうことができ、これがやりこみ要素にもなっている。 次作以降と異なり、雑魚戦は常にランダムエンカウントである。 全編に渡るランダムエンカウントが本作限りとなった理由は、おそらく後述の問題点絡みだろう。 今まで売ってしまったアイテムを販売している街、「質流れ島」が存在する。 誤ってレアアイテムを売ってしまってもここで買い戻せる、単純ながら画期的なシステムである。 アイテムを整理する際にどれがレアか分からなくなっても、無くなることはないので安心して「とりあえず売る」選択ができる。 『2』の大きなやりこみ要素である「いにしえの洞窟」は本作の時点で登場しているが、仕様は異なる。 基本的には単なる脇道ダンジョンで、それなりに良いアイテムが落ちているほか、特定のアイテムを見つけてくると報酬が貰える。 主人公のレベルが5上がるごとに、進める階層が増えるようになっている。 クリア後には、取得経験値とお金が4倍になる「もういちど」モードを遊ぶことができる。 本作には多くはないが脇道や取り返しのつかない要素もあるので、それを補完する際やイベントを見直す際には役に立つだろう。 評価点 インターフェースは他のRPGの模倣と独自システムの両方で工夫しており、システム上の面でイライラを感じさせる点は少ない。 『ドラクエ』におけるルーラやリレミトにあたる移動の煩雑さを避ける魔法なども揃っている。 ショップでのまとめ買いやソート機能、前述の質流れ島によるアイテム消失防止などアイテム関連でも工夫は見られる。 全体で見れば秀逸とまではいかないが、ストーリーは本作の光る部分である。 「過去の英雄たちのラストバトルがオープニング」という衝撃的な展開は、当時のプレイヤー達の度肝を抜いた。これはオートイベントではなく、Lv80近い英雄マキシムたちを操って実際に四狂神たちと戦う必要があったのである。 パーティキャラは入れ替わりが無く人数が少ない分、個々のキャラはそこそこ立っており印象的なシーンも複数ある。 特に、主人公とヒロイン・ルフィアについては序盤から幼馴染かつ両想いな関係が描かれ、優しくルフィアを心配する主人公と、時には嫉妬もしながら強気な性格で主人公にべったり付いていくルフィアとの恋愛要素が物語のファクターになっている。 当時、こういった明確なヒロイン要素を出したRPG作品はそれほど多くはなく、次作以降にもその影響が感じられる。 サブキャラクターは多くが使い捨て的で深いエピソードは少ないが、続編『2』と合わせると感慨深い内容も散りばめられている。 終盤~エンディングの流れは演出も含めて評価は高く、ラストシーンは特に印象的。 『2』では展開の都合上ラスボスの意外性は非常に薄かったが、本作はそういうこともなくいかにも最終決戦といった感じである。 BGMの評価は高い。 『2』には評価でやや負けがちとは言え、戦闘曲・イベント曲ともに質は高く、外すことのできない良曲が揃っている。 決戦の地である虚空島のテーマ、「最終決戦」は後にシリーズ伝統となる曲で、その壮大さは折り紙付き。 前述の終盤イベントの評価も、BGM演出がさらにそれを高めている。『2』と異なり、ラスボス戦用の曲も用意されている。 賛否両論点 独自システムも見られる本作ではあるものの、戦闘関連で目立ったものは殆どなく、本当に「普通のドラクエ系戦闘」である。 特技や必殺技の類が一切なく、攻撃手段は通常攻撃と魔法を除くと一部のアイテムぐらいしかない。 そのため、特にアグロスのような物理攻撃キャラはただ殴るだけの単調な役割に終始しがち。 発売時期を考えれば仕方のない面もあるのだが、おつかい要素も合わせて「古い時代のRPG」を引きずっている観はある。 この辺りはある程度好みの問題なので、普通のドラクエ系戦闘で何の問題もないと思って遊べるのなら関係はないのだが。 仲間の一人であるジュリナが覚える魔法、「ミラール」の使い勝手が良すぎる。 掛けた味方に対する相手の魔法を反射する、『ドラクエ』のマホカンタ、『メガテン』のマカラカーン、『FF』のリフレクのような魔法なのだが、その強さは効果の汎用性にある。 効果時間中は魔法系の攻撃全てを何度でも反射可能で、味方の回復・補助魔法は反射されず、魔法扱いでさえあればステータス異常攻撃なども防げる。消費MPはたったの3。 本作では全体攻撃はほぼ魔法攻撃に分類されているため、これを張っていれば単体物理攻撃しか通らなくなると考えて問題はない。 単体にしか掛けられず、持続時間も3~6ターン程度ではあるが、アグロス以外のキャラは全員回復魔法を使えるので、ジュリナをミラール専門にさせることは容易。 雑魚戦では素直に攻撃したほうが早いし、覚えるのは後半も近づいた頃、物理系の敵には全く意味がないことといった欠点もあるが、ミラールひとつで雑魚同然になってしまうボスも複数存在する。 象徴的なのがラスボスの連戦で、物理偏重のガデス以外は全て常時ミラールで苦戦せず片付いてしまう。 補助魔法ということもあり、どちらかと言えば「使ってみて初めて強さがわかる」タイプの魔法なので、その強さに気づかずクリアしてしまった人もそれなりに多くいるとは思われる。 問題点 ストーリーに、いわゆる「おつかいイベント」が多め。 「誰かを連れてくる」「誰かに会ってくる」「何かを持ってくる」系のイベントが半分以上を占めている。 特に中盤は、3つのサファイアを赤・青・緑の塔に嵌めに行くイベントや、壊れた橋を建築家のところに行って直させるイベントなど面倒なものが多い。 橋を直してもらうイベントを例にとれば、橋が壊れているから建築家のところに行くと「相方を呼んで来い」と行ったことも無い離れた町から連れて来させ、連れてくると「状態を見てこい」と橋のところに行かせ、ようやく橋で仕事を始めたかと思えば「見られていないと仕事ができない」と離れた高台に回り道して登らされるという有様。 中盤の終わりにある、潜航艇を修理するために7つの「アルミナ」を集めるイベントが本当に面倒くさい。 アルミナ1つ1つにつきダンジョンを攻略したりイベントをこなしたりしなければならず、終わるころには何のためにアルミナを集めていたのか忘れそうになる。 長さを考慮してか、途中にストーリー上のイベントも挟まれはするのだが…… 若干ながら、インターフェース面での難点もある。 いわゆるオートターゲットがなく、敵を倒すと同じ敵に攻撃した後続のキャラは何もない空間を攻撃してしまう。 全体攻撃の際は1人1人に攻撃エフェクトが順番に出るため、やや冗長。 BGMの曲数はそれほど多くはない。 特にダンジョンは、大半が「洞窟系のダンジョンのBGM」「塔系のダンジョンのBGM」のどちらかで、お蔭でダンジョンの単調さが増してしまっている。 エンカウント率がかなり高い。 エンカウント率を下げる「せいすい」や、確実に逃げられる「スモークボール」といったアイテムが店売りしているのでフォローこそ可能な造りにはなっているが、これらを以ってしてもなおエンカウントが鬱陶しいと感じるほど本作のエンカウント率は高い。 ダンジョンに枝分かれやスイッチ、ワープなどのうろうろ歩くことになる要素が多く、それ自体は問題ないがエンカウントは余計に多くなる。 街や城などの敵の出ない場所以外では歩行速度がやや遅くなるため、進みがだらだらして感じられる点も鬱陶しさを助長している。 ストーリー、システムともに大きな問題はないだけに、本作の欠点として真っ先に挙げられることも多い。 バグがある。有名なバグとして、オープニングでマキシム達過去の英雄が装備していた武具やアイテムを、本編に持ち越せてしまうというものがある。 本作では、マキシムが装備していた剣「デュアルブレード」を主人公が受け継ぐことになるが、このバグを用いればそれ以外にも強力な武具を受け継げてしまう。 ただ、このバグに関しては意図的に装備をあらかた外すことが必要なため、どちらかと言えば裏技的な扱いである。 通常プレイでも遭遇しやすいのは、アイテム「ムラサキトカゲ」を取ってくるイベントをスルーできてしまうものだろう。取らなくても、渡す人物に話しかけると先に進んでしまう。 総評 際立った独自性は見つけづらく、見過ごせない難点もあるが、総合的に言えば当時のRPGとしてはまあまあの出来といえる。 本作の一部システムは続編『2』でオリジナリティとして昇華されており、シリーズの礎となったと評価できる。 今でも評価されているのは専らストーリー部であり、おつかい要素は多いが次作の特徴であるキャラクター性や伏線のある話づくりは本作から見られる。 特に終盤の展開は感動が心に残っているプレイヤーも多く、「エンディングだけなら『1』派」という声も割と聞かれる。 「『エストポリス』と言えば『2』」という風潮も見られつつあるが、この『1』も魅力ある作品であり、是非合わせて楽しみたいところである。 余談 海外版の本シリーズのタイトルは『Lufia』(ルフィア)であり、本作のヒロインの名前が使われている。 このタイトルの意味は、本作を遊んだ人であれば理解できるはずである。 なお海外版は『Teknocrest』という海外デベロッパーによってGenesis移植版が計画されていたが開発中止に終わっている。(参考リンク) 2009年には携帯電話アプリとして移植。 ゲーム内容そのものはSFC版と変わらないが、公式サイト等ではリニューアルされたイメージイラストが公開されていた(参考)。
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◇エストポリス伝記Ⅱアレンジ収録候補曲 Battle#1 Battle#2 Battle#3 最終決戦 封印の望楼 審判の時(デモ) 鳴動(タイトル) 街 大地(フィールド) 洞窟 安らぎ 村 城 天下の大盗 搭 神殿 最強の男 港町 万丈の山 海 虚空島 未来へ プリフィアの花 →CD収録候補リスト
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エストポリス伝記 【サイト名】インベーダーでGO! 【課金体系】従量420円 【容量】257KB 【通信機能】なし 【レビュアー評価一覧】 4.5点 4.0点 1 2 【簡易評価】あなたの評価点をクリック! plugin_vote2 is not found. please feed back @wiki. / plugin_vote2 is not found. please feed back @wiki. / plugin_vote2 is not found. please feed back @wiki. / plugin_vote2 is not found. please feed back @wiki. / plugin_vote2 is not found. please feed back @wiki. 2005/08/05(金) 【使用機種】A5501T 【評価・点数】☆☆☆☆(5点満点中) 1階づつが狭いので、迷ったりすることなくさくさく進める。 アイテムや武器、魔法もかなりたくさんあってやり込めそうな感じ。 ただ、セーブがオートで、ロードは1階ごとに1回のみ。 死んだら最初からやり直し(確か) でも、ここのところのRPGの中では一番好きかも。 個人的には悪くないと思う。 04/09/10 【評価・点数】4.5 携帯でRPGはデモンズサガ以来なんだが、これは面白い。デモサガより。 殆どもっさり感は無いし、ローグ要素が強いから何度でも遊べると思う。 って事でローグ系欲しかった香具師は落としてもいいでしょう。 レア探しが楽しい。難易度は高めなんで、緊張感も有り。 DX版との違いはグラフィックだけぽ。アイテム少ないのはLIGHT版らしい。 04/09/18 【評価・点数】★★★★☆ やっと1304Tに来たのでレビュー。 SFCのシリーズは昔一通りクリアしたことがあったので懐かしさを感じつつプレイ。 ダンジョンや戦闘の曲は2のと同じでポイント高いです。 ただ、QVGA機種ではないのでキャラが非常に小さかった。公式ページのとは全然違いました。 それでタイトルからDXが外れてるんでしょうか。 ゲームの中身は評判通りかなり良いです。今出てるRPG系の中ではトップなのでは。 サイト別/あ行/インベーダーでGO!
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